起業前に自分の可能性を棚卸しする。10年後から逆算しよう!
Business vector created by pch.vector - www.freepik.com
「縮小の向かい風マーケット」と「拡大の追い風マーケット」では、
起業の成功確率は、格段に異なります。
向かい風や追い風を予測する手段として、
未来年表や世界の人口ピラミッドの動向が参考になるかもしれません。
未来年表とは、未来予測関連の記事やレポートから
「○○年に、○○になる」といった情報のみを厳選し、
西歴年や分野ごとに整理した未来予測のデータベースです。
各未来予測データには「類型」(予測、推計、計画、政策目標、決定など)
「出典」「資料名」「発表時期」が付記されています。
■未来年表(博報堂生活総合研究所)
https://seikatsusoken.jp/futuretimeline/
世界の人口ピラミッドの動向は、こちらのサイトでみることができます。
■世界の人口ピラミッド(population pyramid)
https://www.populationpyramid.net/ja/%E6%97%A5%E6%9C%AC/2022/
マーケットの追い風は「人口ボーナス」、
マーケットの向かい風は「人口オーナス」と呼びます。
経済に人口は決定的な影響を与えます。
どの国、地域がこれから発展するのか?
あなたのビジネスの種、そして日本の優位性あるビジネスの種を、
世界にローカライズして育てて売る時代になりました。
ビジネスを日本だけでみる時代は、すでに終わっています。
ネットを使えば、日本に居ながら
世界のマーケットで戦える時代が来ているわけですから、
これを活かさない手はありません。
10年後、20年後の未来から逆算し
自分の起業の可能性をイメージし
それを事業計画に落とし込みましょう。
未来年表や世界の人口ピラミッドの動向から、
今度は自分の結婚や暮らしたい生活エリアや生活水準、
子ども、子どもの成長、子どもの学費とこれらの生活費が、
いつ頃必要になるか?
どの年齢で、どれだけ稼ぐ必要があるのか?
自分のこれから起業するビジネスで、それだけ稼げる可能性はあるのか?
これらを冷静になって考えてみます。この冷静な視点を忘れずに、
どんなビジネスで起業するかを整理する必要があるでしょう。