クレジットカード&マイルを活用した経営と旅
前回のブログ、『イタリアにみる日本の目指す道』に続き、イタリア滞在中に考えたことや感じたことを綴りたいと思います。今回は、クレジットカードのポイントやマイル活用についてです。『社長やドクターにオススメのクレジットカードとは?』でもご紹介していますが、日々忙しく仕事をしている社長やドクターにとって、健全にクレジットカードやマイルを活用することは必須でしょう。今回のイタリア旅行でも、もちろん活用しています。
写真:Sina Villa Medici, Autograph Collection - Harry's Bar The Gardenにて
クリーンなクレカポイント・マイル活用を
イタリア滞在が長くなったのは、年末年始を乗り越えて、クレジットカードのポイントからマイレージに変換し、マイレージで飛べる期間を選んだからです。結果として、長期滞在になっちゃいました。長旅は、ちょっと疲れますね。海外に長く滞在すると、改めて日本の良さを感じます。特に食事のバリエーションやクオリティ、安さ(安さについては、良くも悪くもですが)。日本は世界一でしょう。
今回の旅は、クレジットカードで貯めたポイント・マイルを活用しています。自分で使いもせずに人様にオススメするわけにはいきませんから、自ら実践してリアルをお伝えします。
この記事をご覧いただいた経営者の皆様、ドクターの皆様には、ぜひ効率の良いクレジットカードで、日常使うクレジットカードでポイントを貯めていただき、良い旅を体験していただきたいと思います。併せて、これが大きいのですが、会社の源泉税、消費税、法人税は、すべて会社のクレジットカードで支払いましょう。クレカ納税には、手数料がかかります。しかしそれ以上の、何倍ものメリットがあります。
そして、法人クレジットカードで得たポイントを会社から買い取りましょう。不正をしてはいけません。市場の価格で買い取ってください。無償で勝手に経営者が得れば、役員賞与に該当すると思われます。
貯まったポイントは、航空会社のマイレージに変換して飛行機に乗ることができます。弊グループでは、社員にさまざまなノベルティーとしてポイントを配ろうとしていたのですが、配るための手数料と手間。また、だれと行くのかを伺わなければいけないので、個人情報として扱いが面倒であるということで諦めました。
一番良い方法は、経営責任者がポイントを会社から買い取ることです。喜んで買ってください。そして、そのポイントを旅行やその他で使い切ってください。買い取った資金を、社内のキックオフパーティーや忘年会のノベルティーの原資にしましょう。この方が、効率が良いことがわかりました。何事も、試してみないとわかりませんね。
納税はクレジットカードで
会社の源泉税、消費税、法人税だけでなく、相続税や贈与税もクレジットカードで支払いましょう。多額の納税で、地球を何周もできるマイルをゲットした納税者もいます。せっかくですから、楽しく納税しましょう。ただ納税するだけではなく、「納税の先の旅」をイメージすれば、きっと楽しく納税できます。
会計事務所は、このことを納税者に教えなければいけません。
ポイントを活用すると、現金で払ってまでは使わないホテルに泊まることができ、飛行機にも乗れます。計算方法はいくつもあるようですが、計算式によっては16倍の効率もあるそうです。1ポイント=1円と思うと大したことないと感じますが、16倍になると思うとどうでしょうか?
イタリアで滞在したホテルも、値段を見るとビックリします。とても現金で払って泊まろうとは思いません。元メディチ家の狩猟のための別荘だそうです。私が滞在したときVIPが泊まっていたらしく、ホテルの前に警備の車が何台もありました。フィレンツェで1番良いホテルとレストランだそうです。
私もクレジットカード・マイルの活用方法を、友人のコンサルタントから教わり、実践しています。皆様にも、もちろんご紹介します。詳しい人がいないと、どのクレジットカードが良いのか迷います。どんな特典やサービスがあれば良いのかは、人によって異なります。詳しいコンサルタントに教えてもらいましょう。活用方法も、教えてもらいましょう。
ちなみにヨーロッパでは、ダントツにVISA、Mastercardが強いです。American Express(アメックス)も受け入れると言ってますが、いざ使ってみると、うまくいきません。残念ながら、JCBやDinersは論外です。Apple Payも、イタリア特急列車イタロ(Italo)の予約等大変便利であることがよくわかりました。日本で使うクレジットカードは、VISAに限定されることはありません。そちらのポイントは、飛行機やホテルに活用すれば良いのです。
旅行で行きたい国や地域は、人によって異なるでしょう。1枚にクレジットカードに限定せず、複数のカードを活用するのが良いと思います。
特にドクターの皆様にとっては、長期休暇の過ごし方は大切です。お休みの日が限定されるお仕事だからです。限定された期間で、楽しいゴージャスなご旅行をご家族としてください。
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