中小企業のAI導入の壁を超える実践型「AI家庭教師」サービス

AIの導入が、企業の競争力を左右する時代になりつつあります。経営管理・分析、マーケティング、営業などにおけるAI活用はもちろん、「AIを活用している企業かどうか」は、社員採用においても差別化要素の一つです。しかし多くの中小企業にとって、AIの活用は依然として高いハードルとなっています。セミナーや講座に参加しても、知識の習得にとどまり、実際の業務に活かせていない企業がほとんどです。そんな現状を打破するため、SAKURA United Solutionでは実践的な支援を提供する「AI家庭教師」という新サービスをご提供します。理系学生チームがオンラインでマンツーマン指導を行い、アカウント作成から実務でのAI活用までをサポートします。

AIを使わずに「脅威」と恐れるのは、もうやめよう

「AIが仕事を奪う」、あるいは「AIが仕事を劇的に効率化する」という言葉が象徴するように、多くの企業や人がAIに対する脅威と関心を持ち合わせています。私たちのような士業は、「仕事を奪われる職種」の筆頭のような存在とも言えますが、弊グループでは「脅威」と恐れるのではなく、積極的にAIを取り入れようとAI開発などを進めている最中です。

 

AIを使いもせずにただ恐れるのはナンセンスですから、AIの可能性を知るために多くの企業や個人がセミナーや講座に参加します。しかし、そこで得た知識を実務に活かせる企業や個人は少ないのが現状です。多くのセミナーは情報提供に留まり、実際の業務での導入や運用方法までは踏み込んでいません。さらに、「AIを導入する」と言っても、具体的になにから始めれば良いかわからず、結果として学んだ内容が実行に移されず、AI導入が進まないという課題があります。

 

よくよく考えてみると、AIが奪うのは仕事や職種ではなく「タスク」であることがわかってきます。また、「AIが仕事を奪う」というよりも、「AIを使いこなす人に、AIを使いこなせない人が仕事や立場を奪われていく」という方が正しいかもしれません。

AI家庭教師の特徴は「やってみせ、やらせてみせる」

弊グループがご提供する「AI家庭教師」は、中小企業の皆様が実際にAIを活用できるようになるまで伴走支援を行います。まずは、AIツールのアカウント作成からスタートし、ChatGPTやGemini、Bing、Claude、画像生成のCanva、動画生成のSora、NoLangなど、複数の生成AIを活用しながら、それぞれの特徴を理解していただきます。実際に同じプロンプトを使い、異なるAIツールでどのような成果物が得られるのかを比較しながら、AIの違いや強みを学んでいきます。

 

このようにしてAIに慣れた後は、実際の業務での活用へと進めていきます。業務プロセスの中でAIを取り入れやすい部分を見つけ、どのように業務を効率化できるのかを具体的に検討します。そして、実際にAIを使いながら業務に組み込んでいきます。導入後も継続的にフォローを行い、AI活用が定着するようサポートいたします。

 

「AI家庭教師」をご導入いただけましたら、基本的には企業単位でAIを学びたい社員の方々を社内で募ってグループをつくっていただきます。月に2時間× 2回ほどのサイクルで、社内に少しずつAI活用を浸透させていきます。

 

導入として、指定のネット教材を使いながらセルフ学習で勉強していただきます。当然、慣れている人、興味のある人が先行します。AI活用の個人差が生まれることを前提に、プロジェクトを進めていきます。毎回、進捗内容をグループで公表していただき、社内でAIのノウハウがナレッジ化されるようサポートいたします。

業務の可視化から全体最適化へ

AIを活用するには、まず業務を棚卸し、どの業務にAIを適用できるかを明確にすることが重要です。「AI家庭教師」では、業務の可視化を進めながら、AIの導入をスムーズに進めていきます。

 

業務の棚卸をした後は、現在の業務フローや業務手順、マニュアルなどを整理し、どの業務がAIで代替可能なのかを分析します。その後、選定した業務にAIを導入し、実際に運用しながら業務の効率化を図ります。また、AIで対応できない業務については、BPO活用による外注化や、社内業務の効率化を検討し、業務全体の最適化を目指していきます。

 

このように、AI導入は単なるツールの活用ではなく、業務全体の見直しを含めた改革の一環として進めていくことが重要です。

士業事務所でのAI活用からあらゆる業種へ

「AI家庭教師」をオススメする業種は、まずは会計事務所や社会保険労務士事務所といった士業事務所から始め、一定の業種で業種特有の使用例やツール開発をしながら、得た経験をまた同業の他の士業事務所にも共有して浸透してまいります。プロジェクトを進行する家庭教師も含め一緒に学びながら、一緒に利活用例やツールを開発するということです。企業情報、セキュリティーを守りながら、ノウハウやスキームをお互いに共有するということを望んでいきたいと思います。

 

学ぶことよりも、実務で便利にAIに親しんでいただくことが大切です。理解や理屈は次で良いのです。具体的な業務を外部スタッフであるBPO メンバーに担当してもらいながら、とにかく業務改善を先取りしてしまいましょう。

 

AIであれBPOであれ、それが便利だと感じて手作業と比較していただき、セキュリティー面など安心できる形で業務に定着すれば、それが御社にとって正しい方法ということです。同じプロンプトでも、使用するAIによって別々の答えが出ます。同じAIであっても、日が変れば答えも変わります。ある意味では、やってみながら活用方法を考えていくのがAIの世界です。

中小企業のDXを加速する「AI家庭教師」

「AI家庭教師」は、単にAIの知識を教えるのではなく、実際の業務で活用できるようになるまで徹底的に支援するDX推進サービスです。AI技術は日進月歩で今後さらに進化し、業務への適用範囲も広がっていくでしょう。しかし、それを使いこなせるかどうかは、どれだけ実践的に学ぶかどうかにかかっています。

 

本サービスを活用していただくことで、中小企業でも確実にAIを導入し、業務の効率化を図ることが可能になります。「学ぶ」だけでなく「実践し続ける」ことで、中小企業のDX推進を加速させることができます。AIの進化に終わりがないように、AI家庭教師も常に情報をアップデートし、進化し続けます。

 

AI導入に関心のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

 

 

 

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