中小企業診断士とタッグを組む理由
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経営者にとって、経営課題や経営上の悩みは以下の3つに集約されます。
・売上
・資金繰り
・人
です。
多くの中小企業・ベンチャー企業の経営者のみなさんにとって、
「うちの先生」といえば税理士のことなのですが、
残念なことにこの3つの問題すべてに多くの税理士は対応できません。
税理士の仕事は、一言でいえば税金の適正な計算です。
納税者と税務署の間に立ち、税金の利害調整をすることが役割といえます。
税金の計算とは、基本的には過去のことです。
しかし、経営者のみなさんにとっては
過去よりも未来のことの方が重要ではないでしょうか?
売上をアップさせること、より魅力的で売れる商品を開発すること、
財務を改善し銀行評価を上げること、より良い条件で借り換えること、
人を採用すること、定職率を上げるマネジメント…
これらはすべて未来のことです。
実は私は、税理士になるか中小企業診断士になるか
学生の頃に迷った経験があります。
前述のとおり、多くの経営者のみなさんにとって
「うちの先生」は税理士のことです。
身近な存在ですから、私は税理士の道を歩んで良かったと感じています。
事実、経営者の方からさまざまなご相談をいただきます。
しかし実は、税理士よりも資金繰りを含む会社経営の未来の問題には、
中小企業診断士の方が近い存在なのです。
ですから私は、専門士業の垣根を超え、
中小企業診断士と税理士・会計事務所が協力して
中小企業・ベンチャー企業の経営支援にあたることが
経営者のみなさんにとってもメリットになると思うのです。